リュブリャナのローマの壁（Roman Wall）は、古代ローマ時代の遺跡であり、市内の中心部に位置しています。 この壁は、紀元前1世紀に建設されたローマの都市「エモナ」（Emona）の一部であり、現在のリュブリャナの基盤を築いた重要な歴史的遺産です。 エモナは、ローマ帝国の要塞都市として設立され、その遺構の一部が現在もリュブリャナの一部に残っています。 ローマの壁は、そのうちの代表的な遺跡で、古代の防衛構造を示しています。 壁の一部は公園として整備されており、訪れる人々が散策しながら歴史を感じることができます。 このエリアには、ローマ時代の遺物や遺跡が展示されている博物館もあり、訪問者は当時の生活や建築技術について学ぶことができます。 壁自体は、石造りの頑丈な構造で、当時の防衛技術の高さを伺わせます。