シュテファン大聖堂（Stephansdom）は、市内の中心部に位置するゴシック様式の壮大なカトリック教会で、ウィーンの象徴的な建物の一つです。 この大聖堂は、12世紀に建設が始まり、その後数世紀にわたって拡張と改修が続けられました。 高さ136メートルの南塔と美しいモザイクタイルの屋根が特徴です。 内部には、豪華な祭壇や美しいステンドグラスの窓と歴史的な彫刻や絵画があり、特に、ペーター・ヴィシャーの作品である聖ステファンの祭壇や、アントン・ピルグラムによる説教壇は見どころです。 また、地下には、ハプスブルク家の多くの王族が埋葬されている墓所もあり、歴史的な価値が高い場所となっています。 大聖堂の塔に登ることもでき、南塔の展望台からはウィーン市内のパノラマビューを楽しむことができます。 また、北塔には、ウィーンの象徴である「プンメルリン」と呼ばれる巨大な鐘があります。この鐘は、ヨーロッパで最大級の自由に揺れる鐘の一つです。