Maria-Theresien-Platzは、ウィーンの中心部に位置する広場で、オーストリアの女帝マリア・テレジアの名を冠しています。 この広場は、自然史博物館（Naturhistorisches Museum）と美術史美術館（Kunsthistorisches Museum）の2つの壮麗な博物館に囲まれています。 ウィーン自然史博物館は、1889年に開館し、約3000万点以上のコレクションを誇ります。展示品は、恐竜の化石から珍しい鉱物、さらには人類の進化に至るまで幅広い分野にわたり、特に「ウィーンのヴィーナス」として知られるヴィレンドルフのヴィーナス像が有名です。 一方、美術史美術館は、ルネサンス期からバロック期にかけてのヨーロッパ絵画を中心に、膨大な美術品を展示しています。 特に、ブリューゲル、ラファエロ、ティツィアーノ、ベラスケスなどの名画が揃い、絵画愛好家にとって必見の場所です。 Maria-Theresien-Platzの中央には、女帝マリア・テレジアの壮大なブロンズ像が立ち、広場全体に威厳を与えています。